(2020年11月27日に更新しました。)
はじめまして、さくらです。

アラフォーで発達障害が分かったよ。
どうりで生きにくい訳だ。
現在39歳で専業主婦をしています。
仕事したいのですが、ドクターストップ中です。

万年金欠でーす(汗)
発達障害&二次障害である双極性障害がアラフォーになって発覚しました。
この記事では私の生きづらさの一因である発達障害が分かったキッカケなどを簡単に紹介していきます。
発達障害に関心がある方は良かったら読んでみてくださいね。
発達障害に気付いたキッカケは本の一文
「あれ?もしかして私って発達障害なのかも?」と気付いたキッカケは趣味の読書をしていた時です。
それは発達障害をもつ借金玉さん(twitter ID:@syakkin_dama)の著書『発達障害の僕が「食える人」に変わったすごい仕事術』の中でとても気になる表現があったからです。
僕は常に頭の中であらゆる思考がごちゃ混ぜになりながら高速回転しているタイプです。また、それは音声のイメージを伴うので、完全に過集中に入っているとき以外は目を覚ましている限り雑音が鳴り続ける場所にいるような感じです。
借金玉著「発達障害の僕が「食える人」に変わったすごい仕事術」より
私も頭の中に浮かんだことは、ちょっとしたことでも音声のイメージが伴っています。
そして、その音声が鳴らない時は起きている間ではほとんどありません。

頭の中がうるさーい!
でも、みんなもそうなんだろうな…。
上記のように私だけじゃなくて、人間だれしも頭の中がうるさいのが普通だと思っていたんです。
しかし、定型発達者(いわゆる一般人)の頭の中は、どうやらそれほど煩くないのがデフォルトらしいんです。
いつも頭の中がうるさい状態である私は大きな衝撃を受けました。

もしかして…私の鬱病の原因は発達障害に関係しているのかも!
20歳で発症したうつ病(後に双極性障害と判明)がアラフォーになっても一向に良くならず、むしろ悪化していていました。
それで「もしや…私にはもともと発達障害があって、それで鬱病が治らないのか?」と疑うことになったのです。
転院が機になり、発達障害&双極性障害が判明
それまで通っていた精神病院と治療の方向性が合わず、違うメンタルクリニックに転院することを決めました。
転院先は初診の予約が早くて2カ月後にしか取れない女性の医師がいるメンタルクリニックです。
大人の発達障害に理解があることも転院先に決めた理由の一つです。

もしかしてなんですけど・・・私、発達障害の可能性ってありますかね?

生育歴とかエピソードを聞くと可能性あるね。
検査してみようっか。
…と、とんとん拍子で臨床心理士による心理検査とWAIS-IVという知能検査を予約してくれました。
↓WAIS-IVの体験記はこちら
そして、臨床心理士による聞き取り、生育歴やエピソード、WAIS-IVの結果から
- アスペルガー症候群
- ADHD
- 二次障害として双極性障害Ⅱ型
これらが判明しました。
(二次障害とは発達障害が原因で引き起こされた障害のことだそうです。)

私のウツにはやっぱり発達障害が関係していたんだ。
これからどうすればいいんだろう…。
病名が変わったことで、私はどのように立ち向かっていかなければならないのかわからなくなりました。
でも、医師に相談していくことで、その不安は少しずつ解消されていっています。
発達障害が判明して、治療の方向性が変わった
私は20歳の時に不眠が始まり、パニック発作・鬱状態が酷くなりました。
その時からメンタルクリニックに通い始めて、二十年弱ずっと精神科のお世話になっています。
発達障害が分かるまでは、抗うつ剤と眠剤を中心した処方でした。
しかし、抗うつ剤はイマイチ効果が見られなかったんです。

先生、抗うつ剤があんまり効かなくて辛い日が多いんです。
どうにかなりませんか?

発達障害と双極性障害に有効なお薬に変えてみましょうね。
前より症状が楽に過ごせるようになると思うよ。
なので現在のお薬は
- ADHDの症状を緩和する薬
- 非定型抗精神病薬(メジャートランキライザー)
- 眠剤
このような処方に変わりました。
↓ADHDの薬についての記事はこちら
以前の処方に比べ、状態がいい日が増えたかなと感じています。
もちろん凹む日はあるのですが、気分を立て直すのが早くなった気がします。

勇気を出して聞いてみて良かったな。
いい方向へ進みますように!
発達障害が分かったきっかけのまとめ
- 頭の中が常にうるさい状態があるのは発達障害の可能性もあることを本で知った。
- 大人の発達障害も取り扱っているメンタルクリニックに転院し、検査を受けて発覚
- 発達障害や双極性障害の症状を緩和するお薬に変薬し、様子見をしている
- 発達障害が発覚した時はどうしたらいいか悩んだが、少しいい方向へ進んでいる
以上が私の発達障害が発覚したきっかけです。
生きづらさの一因が分かって困惑もしましたが、少しホッとした気持ちもあります。
このブログを通じて、自分の体験をお伝えでき、生きづらさを感じられている方のほんの一助になれれば嬉しいです。
最後まで読んで頂きありがとうございました!